実績
最大の成功例としてKronospanグループと既に13年の実績があります。規模では圧倒的な世界一を誇る同社は、アイ・ワークスと組むまで、日本では全く無名でした。
同社OSBは日本市場にデビュー後、早6年で日本市場の10%のシェアを獲得、欧州勢では1位となり、競合メーカーに比して、圧倒的な短期で市場の2位に躍り出ました。それ以来、Kronospanは着実に日本で売上と取引量を伸ばして来ました。その安定した成長ぶりは、業界を揺るがした2021年のウッドショック下で競合他社の成長が著しく鈍化した中にあって、際立っていました。
2022年には、日本のホームセンターで販売されるOSBのほぼ全てをクロノスパン製品とする等、結果的に前年比27%以上の成長を遂げました。これは日本における全OSBブランドの中で断トツの成長率でした。
2023年はウッドショックの反動で、日本市場参入以来、初めてマイナス成長となりましたが、減少幅は最大手の半分以下で収まり、結果的にシェアは4%も増えました。
また他の木質パネル(MDF、低メラ化粧パーティクルボード)では、世界で最も厳しいと言われる日本工業規格(JIS)の認可を次々に取得。これは欧州メーカーとして史上初の快挙であり、Kronospanブランドでの対日商売を現在も拡大中です。
対日輸出の窓口であるルーマニア製造会社はISO9000、同14001、PEFCそしてFSCの認証済、また米国認証PS2-18を始めとした各輸出先の国々の公的認証も有しています。
取り組んだ企業
2012年2月から現在に至る クロノスパン
- 2013年
- パーティクルボード素板で欧州初のJIS取得
- 2018年
- MDF及び低メラ化粧パーティクルボードで欧州初のJIS取得
- 2018年
- 年間を通じ日本向OSBシェア1割で、欧州産トップ、総輸入量2位
- 2019年
- 2019年を通じシェア10%
- 2020年
- 2020年を通じシェア13%
- 2021年
- 2021年を通じシェア13%
- 2022年
- 2022年を通じシェア15%
- 2023年
- 2023年を通じシェア19%
2010年6月~2018年6月 スウェーデン・フローリングメーカー
- 2012年
- 新規輸入元(国内輸入住宅最大手)のオプション品に採用
2009年5月~2013年末 ポルトガル・フローリングメーカー
- 2009年
- 新規輸入元開拓、初回入荷
- 2009年
- 東京モーターショー・東証1部上場自動車メーカーブースの床に全面採用
2008年2月~2017年末 イタリア・フローリング及び吸音面材メーカー
- 2009年
- 新規輸入元開拓、初回入荷
- 2009年
- 見本市「ジャパンショップ」初出展
- 2009年
- 東京モーターショー・東証1部上場自動車メーカーブースの床に全面採用
- 2010年
- COP10・環境省ブースに全面採用
- 2010年
- 東証1部上場音響メーカーの銀座ショールームに壁材として全面採用
- 2011年
- 福島県内の震災復興住宅に採用
- 2015年
- 東証1部上場建材メーカーのOEM床製品に採用